1972年、西部電機は世界で初めて「CNCワイヤ放電加工機」の開発に成功しました。その後、数々の機能を搭載し、2003年に高生産性・高精密ワイヤ放電加工機Mシリーズとして生まれ変わりました。
そして今ここに、さらに精度にこだわったMMシリーズが誕生。1本の電極線が金属を微細に、滑らかに、思いのままに加工していく・・・
その加工精度の高さは、伝統技術「きさげ」を何度も繰り返し、機械加工では得られない平面に仕上げているからなのです。西部電機の加工機に対する情熱は、これからも変わることなく、新たなる挑戦を続けていきます。
MMを凌ぐピッチ加工精度を実現しました。
上図ストロークピッチ加工において、X軸はRangeで1.3μm、Y軸はRangeで 1.0μmという精度を得ることが出来ました。
従来の常識を覆すレベルで「超高精度領域加工」を実現致します。
確実に繋ぐ自動結線装置機能と業界随一のピッチ・形状精度で ユーザー様の生産性・品質向上に貢献致します。
超精密金型に対応出来る加工精度を実現!世界最高の自動結線装置で順送のプレート加工など結線回数が多い加工も安心です。
MMではΦ0.07ワイヤまでの対応機でありましたが、UltraMMでは超精密、微細加工に欠かせないΦ0.05ワイヤも対応可能となりました。人の髪の毛は80~100μmです。 それより細い50μmのワイヤを80μmのスタートホールに結線可能で、実運用での結線確立は90%以上です。超精密金型加工ばかりでなく、小型精密部品加工も行うことが出来るようになりましたので、UltraMM1台でより幅広い分野において、臨機応変に対応していけるものと自負しております。
工作物最大寸法 W×D×H | 800×650×200mm |
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工作物最大質量 | 800kg |
各軸移動量 X×Y×Z | 500×350×260mm |
使用ワイヤ電極径 | φ0.05~φ0.3mm φ0.20mmが標準 |
自動ワイヤ供給装置 | AWF-4 標準装備 |
U-V軸移動量 U×V | ±60x±60mm |
最大テーパ角度 | ±10°/板厚250mm(±45°/板厚40mm:オプション) |
外形寸法 W×D×H | 1,875×1,930×2,050mm |
質量 | 3,400kg |
*200~250mmワークについてはフラッシング加工となります。