放電加工機 つねに精確
つねに精確 加工精度向上
テーパ加工精度向上機能
テスト加工の結果からテーパ諸元を再計算し、角度と寸法精度を同時補正できる機能です。
テーパ角度精度、寸法精度を従来比30%向上させました。



使用機械: MM50UP
(UVリニアスケール/大テーパ補正機能使用)

材料 | SKD11 |
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ワイヤ径 | Φ0.20 |
板厚 | 30mm |
面粗さ | Ra 0.22µm, Rz 2.00µm |
加工回数 | 5回 |
テーパ角度 | 5度 |
4方向テーパ補正機能は、大テーパ加工オプションが必要です。
アプローチ部傷低減機能
一般の加工では、アプローチ時とエスケープ時にアプローチ点を2回通過することにより、放電による傷が発生していました。
アプローチ経路とエスケープ経路を補正することによって、アプローチ部の傷を低減し、加工品質を向上させます。その他の補正機能として、コーナ形状補正機能やテーパ加工量補正があります。


最良面・加工面粗さ向上
絶縁テーブルの効果により、微小電流パルスを安定して出力することができました。そのため、加工面粗さが向上し仕上げ工程を短縮することができたため、トータル加工時間の短縮が実現します。
特に、鉄系材料においてRz0.5µm以下を達成しました。

材料 | SKD11 |
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ワイヤ径 | Φ0.2 |
板厚 | 30mm |
面粗さ | Ra 0.264µm, Rz 2.092µm |
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加工回数 | 4回 |
機種 | M35HP |

材料 | SKD11 |
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ワイヤ径 | Φ0.1 |
板厚 | 30mm |
面粗さ | Ra 0.064µm, Rz 0.448µm |
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加工回数 | 9回 |
機種 | MM50UP |
真円度
XY軸の真直性をさらに向上し安定したテーブル送りにより真円度0.81µmを達成しました。

材料 | STAVAX |
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ワイヤ径 | Φ0.2 |
ノズル状態 | 下ノズル離し加工 |
加工穴径 | Φ12mm |
機種 | M50HP |
真円度1.32µm

材料 | 超硬(G5) |
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ワイヤ径 | Φ0.2 |
ノズル状態 | 下ノズル離し加工 |
加工穴径 | Φ10mm |
機種 | MM50UP |
真円度0.81µm